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2019年12月28日

人が仏になるとき

2019年 令和元年もあと数日となり

やっと 一息つきましたので

今年の3月に行きましたタイでのお話を書かせていただきます。



人が仏になるとき





生まれて初めてのタイ旅行の目的は


バンコクの大学での解剖実習と


チェンマイのタオガーデン滞在とカルサイを受けることでした。




年間数回はタイに行かれている、


私の沖縄のオーガナイザーでもあるKAORUちゃんとご一緒させていただきましたので、


未知の国でもとても楽しく快適でした。


人が仏になるとき





緑と水がいっぱいのタオガーデンでは、


湧き水のプールで泳いではサウナに入りを繰り返し、


食事はオーガニックのビーガンビュッフェ。


専門医による血液浄化療法や


タオガーデンのセラピストによるカルサイも受け


(カルサイは腹部を中心としたチネイザンマッサージに
膣からの生殖器や内腹部や骨盤への手技が加わります。)


タオガーデンのベテランカルサイセラピスト様に

『ゆーあー ないす いんさいど』と、

”いいね!”ポーズをしていただきました。



人が仏になるとき






TAOガーデンのカルサイで

ウオーミングアップをした翌日に、

タイで1番上手で痛いというカルサイの神様の手技を受けました。
(プロの治療家の方々が泣き叫ぶと伺っておりました。)


助手の方がお腹と性器以外の上半身と下半身裏表を丁寧にほぐして下さってから


カルサイの神降臨です。



人が仏になるとき






TAOガーデンのカルサイが施術だと致しましたら、


カルサイの神の技は人体解体でした。


なぜ膣に入れている指が臍まで届くのか


どうしたら大腿骨と骨盤の結合部に膣から触れられるのか。


膣から子宮へ、などというレベルを超えて、


骨盤内から横隔膜までを全部剥がされている感覚です。


しかし、痛みは全く感じず、


自分がわらびもちか水母(くらげ)にでもなったような気持ちよさでした。




カルサイの神からは


『ゆーあー のー ろっく』


というお言葉をいただき、



神自ら作って下さった


鶏の足の指先部分や、臓物や、血の塊たっぷりのスープランチをご馳走になり、

(もちろんKaoruちゃんと二人で鍋完食です。)


身体中ほかほかやわやわプルンプルンになったのでございました。


人が仏になるとき





人が仏になるとき





そして


バンコクのチュラロンコン大学での


解剖実習です。






わたくしは小学校に上がる前から


当時少年チャンピオンに連載されていた


ブラックジャックが大好きで、


将来は外科医になろうとおもっておりましたが、


いかんせんASD及びADHD・LDなもので。(診断済み)



国語、生物、歴史、哲学、神話学などは偏差値70以上でしたが


それ以外の科目は中学3年までで完全停止いたしまして、


医者への道は早々に取りやめました。



医大に進んだ知人に、


解剖実習に紛れ込ませてもらう段取りをして頂いた20歳の頃には、


すっかり男性との性の実践実習に一生懸命になっており。


せっかくの解剖見学のチャンスを逃したまま数十年が過ぎ、


やっと、今年実現したリアル人体解剖実習なのでございました。



人が仏になるとき





実習の前日はお勉強会と説明会です。



人が仏になるとき





当日はチュラロンコン大学病院へ。



直前に医大生の方々が実習された御献体を、


大学の先生がご説明して下さりながらの見学実習となります。



タイは敬虔な仏教国で、


生涯の間に出家経験をなさる男性がとても多く、


御献体することも、徳の高い行為として尊敬されるのだそうで


『くれぐれも、御献体には敬意をもって接して下さい』と、注意を受けておりました。




白衣とヘアーキャップをつけて


写真撮影禁止ゾーンに入ります。



人が仏になるとき




ドアの向こう側は


明るく大きく広く天井の高い体育館のような会場で


ちょん

ちょん

ちょん


とさりげなく置かれたストレッチャーの上に膨らんだ緑の防水布。




ここが実習室で、


この先にあるであろう手術室のような場所へ案内して下さる的な


病院の事務職員風の方が実習の先生で、


参加者の皆様が拍子抜けしている間に


さくさくさらりと

ストレッチャーの上の緑の防水布が開かれ

御献体が現れたのでした。



人が仏になるとき





じつはわたくし、


人間様のご遺体を拝見するのは


20歳で亡くなった小中学生時代の同級生の男子のお通夜の時以来で、


以後、人付き合い、世間づきあい、社会適応がほぼ皆無でしたもので、


お葬式に出席したこともなく。


亡くなられた方の全身を拝見したのは、


これが初めてだったのです。



人が仏になるとき





タイでの御献体の取り扱いは、


仏教国であることもあり、


世界的に見ても非常に丁寧に管理され、


状態の良い御献体が多いのだそうです。




最初に拝見した御献体は


首から下の解剖用で


お顔には外れないように布が被せられていて


はっきりとした御年齢はわかりませんでしたが、


おそらく40代くらいの男性で

身長170㎝以上

中肉中背の筋肉質で、

肉体労働で鍛えられておられる感じのお身体でした。




1年以上かけて処置を施されたお身体の皮膚は


焦げ茶色のなめし皮のように美しく、


初見でわたくしの脳裏にまず浮かんだのは




『これがもし、王様のご遺体だったら、

やれる。

というか、ぜったいやる。』




でした。




『どうしてもやれない状況だったとしても、御神体様を舐める。身体も内臓も舐めたおす。』


『ちゅーや添い寝は普通にできる。腐乱分解するまで全然いける。』



そんな変態的妄想シナプスが


私の脳内を飛び交っておりました。




なんと申しましょうか


この御献体が


もし、王様だったらと想像致しますと




生きているときとはちがうカタチになっていても


魂の器であり


いのちを営むフレームでもあり


大元や宇宙の端末システムでもあり


私との数百回の神遊び=性交流の陽の御柱でもある


肉体の外側にも、


解剖により開示されている肉体の内側にも、


いまだに肉体からじわじわと染み出し続ける


無数の命の記憶を転写し巡り続けた体液=水にも




愛おしさが湧き上がるのでございます。




人が仏になるとき







それでは例えば


知り合いのあの方だったら

この方だったらどうであろう

と、


ストレッチャーの上の御献体を色々な男性方に置き換えていきますと、



あの方だったらほっぺチューかな。


この方はよしよしなでなでだな。


こちらの方はハグでさよなら。


あちらの方は握手。


などなど


様々なバージョンが浮かびますが、




”舐めて キスして 挿入して 添い寝する”



という妄想は


なぜか 王様にしか当てはまらないのです。





この反応は



わたくしには かなり驚きの潜在意識→顕在化でした。




人が仏になるとき





そして


もうひとつ。



解剖実習での人体の成り立ちの見学以上に面白かったことがございました。




最初に解剖実習室だと知らずに入った


体育館のようにがらんと広く明るい会場に


人のエネルギーの塊のようなモノがありました。


ちょうど、大きな体育館やコンサート会場で


スポーツ観戦やライブを観ている観衆の熱氣の集合体のような感じのエネルギーです。




それらが


ストレッチャーの上の御献体に集まっていて


御献体が


生きている一人の人間の数百倍以上の温かさというか、


輝かしい眩しさというか、


エネルギーの集合ポイントになっておられるのです。






どうやら、


御献体の皆様が


お亡くなりになる前に

ご自分の意志で『私の身体を人々のお役に立てて下さい』とご決心なさって、

(※タイでは献体の資格も健康な方限定など、厳しいのだそうです。)


御献体になられる過程でも


仏教国タイの信心深い方々に


『この御献体は徳の高い尊いお方で、大事な御献体だ』


と、丁寧に大切に取り扱われ処置を受け


日本の東大よりもハイクラスだとも言われている


チュラロンコン大学の


タイや世界の医学を背負うであろう最先端の若き医大生達や


世界の医学薬学の進歩を担い目指す人々の


その方達によって健康になり、いのちを生きるであろう多くの人々の


夢や希望や探求の意識が


この御献体1点に集中しているようです。





何氣ない樹木にしめ縄を張り


ある岩を決めて結界を創り


たくさんの人々が拝み、祈り、読経し、


多くの人間の意識を1点に集中し崇め奉ることで


御神木や磐座(ヒト=個の意識と全体との特異点)になるように


御献体が特異点になっているのです。




あぁ、なるほど


このように


人が仏へ移行することもあるのだなぁ。






そうして彼らは御献体のお役割(望み)を終えて



分解・消滅(昇華)し


また量子から原子へ


そして意識が望めば


結合転換して物質化(転生)することもあるのだろうな。






砂絵曼陀羅のような美しさだなぁ。








そんなデータをいただいた解剖実習でございました。



(☆腕の血管や腋リンパの解剖の際に、わたくしが御献体の腕を持ち手を支えている間に、
御献体御本人様からのデータが流れ込み、ちょっと愛が芽生えかけたお話などは、また今度。)



人が仏になるとき






タイで心や身体がほふほふになったわたくしと


現世肉体性交流でお交わりいただいた王様に


交流のご感想を伺いましたら



『・・・・・園子のお身体の中が・・・・とんでもないことになっておられます・・・・・・・。』(王様)



『とんでもないことって、どんなことですか?』(私)



『・・・・・・・・・・・・・・・・・。』(王様)



『これは房中術のための貴重なデータなのです。』(私←セクハラモード)



『・・・・園子のお身体の中が変化していらして・・・・・中に何かいるような・・・・・』(王様)




と、フィードバックを戴きました。




やはり


身体が大事で基本です。



まずは自分の身体から。



そのように再確認させていただいた令和元年でございました。



人が仏になるとき





読んで下さってありがとうございました。


原田園子




Special thanks to
Kaoru Yoshinaga
Ryuji Iwamoto


































Posted by Garden of Eden at 00:10│Comments(0)
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